尾行による調査について
浮気調査を依頼する動機や目的は様々あるでしょう。一般的に思いつく動機としては、「不倫相手に慰謝料を請求したい」「離婚したい」等が考えられます。しかし一番多い目的が、実は「これを機に夫婦関係を修復したい」だったりします。意外に思うかもしれませんが、浮気調査は決してパートナーとの間柄を壊すために行うものとは限らないのです。
ただ、いずれにしても探偵側にとっては、浮気調査の目的は第一に「浮気の証拠を徹底的に掴むこと」です。そこで、実際に探偵がどういう尾行を行っているかをご紹介したいと思います。
調査は基本2名体制
調査員は基本的には2名体制で行います。探偵は万が一のことを常に考えています。2人いれば、1人が対象者にバレてしまったり、不慮のトラブルによって尾行を継続できなくなったりしても、もう1人が補欠要因として機能できます。
また、カラオケやホテル等に潜入する場合、1人より2人の方が自然な入店になりますので、対象者にバレにくいわけです。
尾行の際、対象者にバレないよう足音を合わせる
人通りが少ないところでもスムーズに尾行するため、探偵は常に対象者にバレないように気を遣っています。例えば、注意深い対象者になると、足音が気になって探偵の存在に勘づいてしまうこともあるのです。そこで、探偵は対象者の足音に合わせて歩くようにしています。同じように歩くことで、探偵の足音は対象者の足音で気付かれにくくなるだけでなく、尾行距離も一定に保てるようになります。
また、急に対象者が振り返っても良いように、探偵は対象者の足元や靴を見続けるようにしています。やはり顔や目が合ってしまうと印象が強く残るので、対象者から「あの人さっきも居たなぁ」と不審に思われてしまうそうです。足元を見るようにしていれば足音も合わせられますし、自然な形で尾行ができるという仕組みですね。
携帯式トイレは必須
探偵の尾行には張り込みも付きものです。ただただ対象者の出入りを待つこともザラにあります。そこで必要なのは携帯式トイレ。探偵によってはペットボトルで済ませるケースもありますし、大人用紙おむつで済ませるケースもあるそうです。
探偵が持ち歩くものの中には、メガネや髭や帽子、簡単に羽織るようなジャケット等、様々な変装グッズがありますが、こうした生理現象にも気を配って徹底するあたり、やはりプロですね。
調査報告書は詳細に
浮気の調査報告書というものは、客観的に見て明らかな事実だと受け取られるものでなければなりません。「本人かどうか分からない」「時間軸が明確ではない」等、信憑性に欠ける調査報告書では、調査依頼者の納得も得られませんし、裁判時等でも役に立つものではありません。
ですので、調査時の日時や写真、場所、浮気相手の特徴、行動内容等、できるだけ詳細に報告書に記載するものです。
依頼者に指定された日時と場所から尾行を開始し、調査予定時刻まで徹底して尾行した結果が調査報告書に表れます。
調査報告書例(一部)
また、探偵社によっては裁判支援が出来るように、そのまま弁護士を付けてくれたり、紹介してくれたりします。それくらい裁判慣れしていますし、ノウハウもしっかりと持っているのです。だからこそ裁判時にしっかりと優位に立つ証拠となるような調査報告書を作成できるのです。
しっかりとした探偵事務所に依頼しましょう
この記事でご紹介したのは探偵業におけるノウハウの一部であり、探偵にとっては常識中の常識です。しかしながら、探偵事務所によってはこういった細かいところを完遂できず、依頼者との間でトラブルになるケースが後を絶ちません。
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